表2−3−10 孫の世話をする程度(日中比較)
実数(%)
210(31.9)
8(4.7)
65(22.2)
26(10.6)
145(39.6)
182(27.6)
17(10.0)
104(35.5)
28(11.4)
78(21.3)
267(40.5)
145(85.3)
124(42.3)
191(78.0)
14.(39.1)
659(100.0)
170(100.0)
293(100.0)
245(100.0)
366(100.0)
資料:1994年「都市部における高齢者の活動と社会関係−日本と中国の比較研究−」(エイジング総合研究センター)
注:対象者は、東京、天津とも65歳以上の男女。
しかし、これから高齢者となる階層は男女共学で育ってきた人々であり、家事、育児に対する意識も男女に大差のない人々である。また、経済的には、大都市市民の場合、その多くが年金受給者として最低限の生活保障を有しており、たとえ要介護者となっても介護保険等の支えも得られるため、生活破綻を来す者は極めて少数となろう。
そして、これからの高齢者は、情報社会の影響もあって、健康で快適な日常生活や生きがいを持つことに強い欲求を示し、その行動も広範囲かつ活発となり、社会的には高齢者が大きな役割を果すものと予測される。
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